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子どもが飲んではいけない野菜ジュース買ってませんか?健康的に絶対おすすめしない理由

こどもが飲んではいけない野菜ジュースの例

野菜ジュースは小腹を満たすためだけではなく、小さい子の場合はグズった時やバスなどの乗り物に乗るときにもジュースは与えやすく、持ち歩きできる手軽さも心強いですよね。

とある調査では、こどもに毎日ジュースを与えるママも多いようです。

この記事では野菜ジュースの特徴を理解した上で子どもへの影響を検討、さらにおすすめの野菜ジュースの与え方を紹介しています。

この記事の内容
・野菜ジュースの栄養的な特徴
・野菜ジュースが子どもに与える影響
・健康的な食生活や味覚形成のためにおおすすめしたい野菜ジュース
・健康的な食生活や味覚形成のためにおすすめしたい有機野菜

子どもに市販のジュースを与える頻度は?


世間ではジュースを与えるのは一般的になっているという印象です。

江崎グリコは20~40代の0~3歳の子どもをもつママ600名を対象に「幼児の味覚に関する意識調査」を実施したところ、ジュースを与える頻度が「ほぼ毎日~週に2,3回」と回答した割合が47.8%にのぼることが分かりました。

「きちんとした味覚」が子どもにとって必要だと思っているママは98.9%いるなかで、身につけさせる方法が分からないという回答が約6割にのぼります。

参照:幼児の味覚に関する意識調査

ジュースをあげる頻度がほぼ毎日の場合は習慣になっているため、毎日のジュースタイムが味覚形成につながっているかを意識する必要があるといえるでしょう。

さらに、ジュースを選ぶ時にママたちが気にする項目の第一位は「果汁の量」と回答していることから、ジュースに入っている果汁によって採れる栄養素があるのか、野菜ジュースの場合をみていきましょう。

野菜ジュースから摂れる栄養と摂れない栄養

トマトの栄養素
子どもに飲ませるなら少しでも身体にいいものを選びたい想いから、野菜ジュースを選んでいるはず。

野菜ジュースで摂れる栄養とそうでないものをみていきます。

野菜ジュースから摂れる栄養【リコピン・βカロテン・鉄分など】

野菜ジュースから摂れる栄養の代表例としてこのようなものがあります。

リコピン・βカロテン
野菜ジュースなどの加工品から摂るほうが吸収率が良いとされるリコピンは3.8倍に、β-カロテンでは1.5倍吸収率があがります。

リコピンやβカロテンには強い抗酸化作用があり、人の粘膜や皮膚、免疫の機能の正常を保つ必要不可欠な栄養素です

鉄分やナトリウム、カリウム
体の水分量と塩分量の調節機能に欠かせないカリウム、さらに鉄分、ナトリウム、野菜の色素であるカロテノイドも残ります。

ただ、残る栄養素といってもメーカーの目標とする数値に達しない場合があるので、カルシウムなど一部添加されている栄養素もあります。

野菜や果物から摂れるビタミンは消失されますので、野菜そのままの栄養というわけにはいきませんが、野菜ジュースから摂れる栄養がゼロではありません。

野菜ジュースから摂れない栄養①天然のビタミンや酵素

市販の野菜ジュースは濃縮還元されたもので、野菜や果物の水分をとばして濃縮した後、再び水を入れて作られています。

濃縮する理由として、原材料を海外から輸入する際に水分を取り除くことによって現物よりコンパクトになり、輸送上のメリットがあるためです。

ただ、濃縮したものに水を加える際に加熱をしているので野菜や果物が持つビタミン、酵素は壊れてしまっています。

野菜ジュースから摂れない栄養②食物繊維

食物繊維には2種類あり不溶性と水溶性食物繊維があります。

野菜ジュースには水溶性食物繊維のみが残され、野菜の搾りカスに含まれる不溶性食物繊維は口触りをよくするため、市販の野菜ジュースでは取り除かれています。

食物繊維は水溶性と不溶性をバランスよく摂ることが大切です。

子どもに市販の野菜ジュースをおすすめしたくない理由

そうは言っても、実際スーパーやコンビニには子ども用の野菜ジュースも売られているけど…?

偏ってはいるけど野菜ジュースで多少は栄養も摂れるし、甘い炭酸飲料よりかは健康的なおやつの代用品になるイメージがありますよね。

選ぶのであれば人口甘味料、酸味料、香料や保存料など無添加なものを最低限選ぶべきですが、こどもの健康や味覚形成を考えるのであれば、スーパーやコンビニにある市販の野菜ジュースを飲ませることは実際デメリットのほうが大きいといえます。

その理由を4つ紹介します。

健康的な食生活や味覚形成ができなくなる

米国小児科学会を初めとする4社によって監修された飲料の推奨ガイドラインによると、5歳までは「ほぼ牛乳か水を飲んだほうがいい」という厳しい内容が発表されています。
参照:Healthy Drinks, Healthy Kids

幼児までの子どもには市販のジュースは糖分のとり過ぎになるとして飲ませない方が良いとし栄養面からフレッシュな果物はもちろん、砂糖不使用の缶詰、冷凍果物など果物を丸ごと食べることを推奨しています。

市販の野菜ジュースから果物や野菜の栄養を摂ることはできないどころか、味覚に敏感な子どもは一度覚えた甘い飲み物をどんどん欲するようになる可能性が高いので、日頃から与えるのは避けたいところです。

砂糖が含まれている

野菜ジュースの糖質は意外と高めです。
飲みやすい味にするために糖分を加えることが多く、糖質が多くなってしまいます。

一般的な野菜ジュースの糖質は約13g~15gとされていて、これはスティックシュガーだと4~5本分もの砂糖が入っていることになります。

子どものうちから砂糖の摂りすぎは健康はもちろん、健康的な食べ物を好んで食べる食生活の習慣づけや味覚形成にとってはマイナスですよね。

原料の野菜から「ネオニコチノイド系農薬」が検出される

驚くかもしれませんが、野菜ジュースからはいまや高い割合でネオニコチノイド系農薬が残留農薬として検出されます。

ネオニコチノイド系農薬とは…

害虫の神経伝達機能を攪乱させ、麻痺や死に至らす農薬。
EUでは使用を禁止されているネオニコチノイド系農薬ですが、世界と逆行し日本は残留基準値が大幅にゆるくなっています。(2015年5月)

基準値緩和例:
ホウレン草→3ppm→40ppm(13倍へ)
カブの葉0.02ppm→40ppm(2000倍へ)

日本で販売されている茶葉とペットボトルの緑茶の残留農薬を調査したチームの一人、北海道大学の池中吉徳准教授は『野菜ジュースからも100%(ネオニコチノイド系農薬)が出ます』と回答しています。

引用元:本当は危ない国産食品「食」が「病」を引き起こす / 奥野修司

日本人はお茶や野菜を通して、このネオニコチノイド系農薬を少しずつ摂取していますが、子どもへのネオニコチノイド系農薬の影響に関する研究結果も出てきていることから、有機栽培作物の販売やネオニコチノイドフリーの安心な食べ物を選ぶ重要性を私達に提供する会社も増えています。

コープ自然派のカタログに記載あるネオニコの有無
コープ自然派では、2010年よりネオニコチノイド系農薬排除を掲げ、商品カタログの野菜、果物、お米にネオニコチノイド系農薬の使用状況を表示するようになっています。

ネオニコチノイド系農薬の危険性を指摘される理由

1.「浸透性」
可食部まで浸透して洗っても農薬がとれない

2.「残効性」
長い期間残留する

3 「神経毒性」
神経に作用してかく乱させる

という3つの農薬の特性が挙げられます。

特に『神経毒性』については、昆虫に対して選択的に効果を発揮すると謳われていましたが、近年ヒトの健康に影響する研究結果が報告されています。

EUで食品の安全性などを評価するEFSA(欧州食品安全機関)の科学委員会は、ネオニコチノイド系農薬(アセタミプリドとイミダクロプリド)が哺乳類の脳内の神経伝達メカニズムに与える影響に関する研究結果を検討し、「神経の発達と機能に悪影響を与える可能性がある」との結論を出しています。

出典:内閣府食品安全委員会「欧州食品安全機関(EFSA)、ネオニコチノイド系農薬2品目と発達神経毒性の潜在的な関連性を評価した旨を報道発表」

お茶や野菜から少しずつ摂取しているネオニコチノイド系農薬ですが、国が定める基準値を下回るものがスーパーに並ぶと言われても、世界と比較した日本の農薬使用量や残留基準値は深刻なほど高いです。

神経や脳の発達に影響があると指摘されているネオニコチノイド系農薬、身体の小さい子どもへの影響に少しでも不安があるなら、市販の野菜ジュースを頻繁に選ぶことは注意が必要です。

「実はNG!」表示のトリックで飲んではいけないジュースの可能性も

野菜や果物の量が多いほうがなんとなく健康によさそうと思いがちですが、買う前に他にもて見てほしいポイントがあります。

一見良さそうと思える商品説明も実は子どもに与えるには避けたいものです!

すべて国産野菜
一般的におこなわれている農法(慣行栽培)では化学農薬、化学肥料が使われているので、ネオニコチノイド系農薬が検出されます。

農作物に関しては国産の記載だけでは安心できません。
国産のなかでも、「有機」、「オーガニック」の記載が許された有機JAS認定があるものをおすすめします。

有機、オーガニック、無農薬など栽培方法の違いを知ることで、野菜ジュース以外でも安心な食べ物を選びやすくなりますので、良ければこちらもご覧ください。

有機オーガニック無農薬栽培方法
有機、オーガニック、無農薬の栽培方法の違いを知って野菜を選ぼう 有機野菜と言われると健康で安全なイメージが湧きますが、具体的な栽培方法の違いについては、野菜のパッケージにも説明がないし分かりに...

ビタミンC入り
栄養強化、もしくは保存目的のためにビタミンCが添加物として入っています。

ビタミンCと言っても天然のものではないですし、何より添加物としてのビタミンCは遺伝子組換えトウモロコシ原料由来から抽出されるものもあるので不安があります。

野菜ジュースを飲ませるなら有機野菜が原料のものを選ぼう

野菜ジュースで危険視されるネオニコチノイド系農薬を避けるため、器官が未発達な赤ちゃんや幼児には原材料にこだわった物を与えましょう。

子どもに安心して与えられる野菜ジュースの選び方
有機JAS認定を受けた野菜や果物を原材料に使っているもの
人工甘味料などの添加物がないもの

栄養成分や野菜の配合量なども大切ですが、そもそもの原材料の野菜の栽培方法にこだわっているものを選ぶことをおすすめします。

■有機JASとは■
JAS法に基づき、有機JASの定める厳しいルールを守った生産過程を検査・認証する制度のことです。合格すると以下の有機JASマークの使用が認められ、「有機」、「オーガニック」として正式に出荷、販売できるようになります。
JASマーク
野菜ジュースはちょっとした時に利用したいし、有機って高いイメージ…。あまり高価なものだとなかなか手を出しにくいな。

スーパーで買う市販のジュースとたった数十円の差でオーガニックジュースを手に入れられるのを知っていますか?

おすすめしたいのは光食品の野菜ジュース!

光食品は地元の徳島の耕作放棄地を活用して、有機JAS認定の農場を所有しており、有機野菜や果物の栽培も行っている食品会社です。
子どもに飲ませるのに安心な有機野菜100%の原料で作られたジュースがお手頃な価格で買えます。

ちなみに光食品の加工品は有機野菜の宅配サービス「ビオマルシェ」にも出品されています。
ビオマルシェは有機JASの農作物と加工品のみ扱っているので、野菜宅配の中でもほぼすべての商品がオーガニックという珍しい会社。

安心な食べ物を選びたい人にとっては心強い野菜宅配で、私も利用しています。

子どもにおすすめ野菜ジュース①光食品 有機フルーティーMixジュース+野菜

子どもに人気というレビューも多い!フルーツベースのオーガニックジュース
光食品有機フルーティーミックスジュース
光食品 有機フルーティーMixジュース+野菜

子どもにおすすめ野菜ジュース②光食品 国産有機野菜ジュース

野菜の克服にも♪苦味のある野菜も入ってるけどにんじんベースのマイルドな味わいを楽しめるジュース
光食品国産有機野菜ジュース
光食品 国産有機野菜ジュース

子どもにおすすめ野菜ジュース③光食品 有機にんじんジュース

ジュースデビューにも最適♪にんじん素材本来の美味しさが楽しめる有機にんじんジュース
光食品 有機にんじんジュース
光食品有機にんじんジュース

野菜ジュースの農薬&添加物を知ったなら…自分で美味しい野菜ジュースを作りませんか?

野菜ジュースミキサーで手作り
もしお子さんが「野菜ジュースが大好き!」という場合は、有機野菜で自分で作った方が喜んでもらえますよ。

土の栄養をゆっくり吸って育った甘みのあるニンジンで作るジュースは格別です。

自宅にミキサーやジューサーがあるなら活用する幅を広げてみませんか?

一緒に作れば食育にもなりますし、作りたてのジュースを子どもがゴクゴクのむ姿を見ると嬉しい気持ちになれます。

手作りする場合は皮ごといただくジュースだからこそ、有機野菜をおすすめします。

 

残念ながら、スーパーの野菜(慣行農法)は化学農薬や化学肥料まみれになっているのをご存知ですか?

なぜなら・・・

世界と比べて日本は農薬大国と言われており、驚くほど農薬の残留基準値が緩和されています。

緩和しても健康に害はないと「国が言っているなら安心!」とは到底思えない健康被害や研究結果が世界では発表されていますが、例えばフランスのように消費者権利が高くない日本では、大きく報道されることもありません。

食の安全基準の高いヨーロッパから見ると、日本の野菜は残留農薬などの危険性から汚染物として扱われる基準なんです。

そのため野菜ジュースで使う野菜は、しっかり農薬を落とすか有機野菜(オーガニック野菜)を使ったほうがからだには優しいし安心です。