農薬/添加物 PR

スーパー野菜は残留農薬で危険?日本が農薬大国といわれる理由&子供に要注意な買い物も

農薬大国日本
食の安全が気になり始めると、日本の農薬が気になる・・
このままスーパーの野菜を食べていてもいいの?

外国産野菜に比べて、スーパーに並ぶ国産野菜は「農薬まみれ」、「汚染食材」というイメージは少ないかもしれませんが、実は日本が世界の中でも農薬の残留基準値が高いことを知っていますか?

この記事では、スーパーで野菜を買うのであれば知っておきたい農薬のこと、よく買いがちな食材を例にあげ、買い物での自己防衛に役立てていただけるような農薬に関する内容をまとめています。

この記事でわかること
・日本の農薬事情と農薬使用量大国ランキング
・スーパー野菜の農薬の落とし方&避け方
・安いバナナ、野菜ジュースのリスク
・有機野菜、オーガニックの意味

「子どもに食べさせていいの…?」農薬の残留基準値が高い日本の野菜

スーパーの野菜
FAO(国連食糧農業機関)が運営する食料・農林水産データベース「FAOSTAT」によると、日本の農薬使用量は中国についで世界第2位となっています。

【主要国の耕地単位面積(1ha)あたりの農薬使用量(2018年)】

1位 中国 (13.07kg)
2位 日本  (11.84kg)
3位 韓国  (11.73kg)

4位 オランダ (8.79kg)
5位 ベルギー (7.59kg)
6位 イタリア (5.91kg)
7位 スイス (4.85kg)
8位 フランス (4.45kg)
9位 ドイツ (3.77kg)
10位 スペイン (3.66kg)
11位 イギリス (3.17kg)
12位 アメリカ (2.54kg)

出典:FAO「FAOSTAT」農地1haあたり国別農薬使用量(2018年)よりむすぶ作成

農薬の使用量は気候や作物によって使用量が異なり、日本の場合はアジア特有の高温多湿の気候のため、欧米と比較すると病害虫の被害に合いやすいといえます。

そのため農薬使用量だけを見て、農薬大国だという理解は早合点。
いま食の安全を考える人達の間で不安視されているのは「残留農薬の基準値の高さ」です。

作物につく害虫に対する神経毒として使用される農薬や、発がん性を指摘され、アメリカでは幾度も裁判になっている農薬の残留基準値が引き下げられるどころか、日本では世界と逆行して残留基準値が引き上げられてしまっているのです。

特に、ネオニコと呼ばれるネオニコチノイド系農薬は、近年増加傾向にある子どもの発達障害との関係が指摘され、アメリカでは神経の発達に影響がある可能性が示唆されています。

EUで食品の安全性などを評価するEFSA(欧州食品安全機関)の科学委員会は、ネオニコチノイド系農薬(アセタミプリドとイミダクロプリド)が哺乳類の脳内の神経伝達メカニズムに与える影響に関する研究結果を検討し、「神経の発達と機能に悪影響を与える可能性がある」との結論を出しています。

出典:内閣府食品安全委員会「欧州食品安全機関(EFSA)、ネオニコチノイド系農薬2品目と発達神経毒性の潜在的な関連性を評価した旨を報道発表」

妊娠されている方やこれから妊娠を考えている方、また小さな子どもに食べさせる上でスーパーの野菜は不安という声があがるのも当然です。

スーパーの野菜が危険?と言われる理由はズバリ、
スーパーに並ぶ慣行栽培で作られた野菜は、残留農薬の基準値が世界的にも高いということ

そのため農薬をできるだけ避けたいという方は、有機野菜や農薬不使用で作られた野菜を選ぶようにしましょう。

農薬の残留基準値の高い危険な野菜をもっと詳しく知りたい人は『日本の農薬使用量が世界一?』農薬の少ない野菜を選ぶために知っておきたい農薬事情をご覧ください

スーパーの野菜の農薬落とし方!ただ落とせる量にも限界がある

トマトを洗う
農薬は国の定めた基準を守って使っていれば問題ないという暗黙の了解が通っているのか、日本にいると自国の農薬基準がどれくらいのものか、比較する機会がなかなかありませんよね。

日本は有機リン系の農薬、またネオニコチノイドやグリホサートという神経毒性や発がん性が世界的に指摘される農薬の残留基準値が高く、日本の国内基準で栽培された作物は諸外国へ輸出ができないため、農林水産省は輸出向けに農薬を低減させる「輸出相手国の残留農薬基準に対応した病害虫防除マニュアル」という海外向けの出荷マニュアルを公開するほどです。

そのため、日本の慣行農法(農薬、化学肥料ともに使用する農法)で栽培された作物、つまり多くのスーパーやコンビニで買える野菜には残留農薬があります。

調理する際は、必ず農薬を落とす洗い方を実践しましょう。

スーパーの野菜の農薬を落とす方法は【20秒で残留農薬を除去】スーパー野菜の農薬をラクに落とすおすすめの方法で紹介しています。

ある程度は洗うことで落とすことができるといわれる農薬ですが、現在はネオニコチノイド系農薬などの浸透性のある農薬が使われていることが多いので、可食部までしみ込んだ農薬を落とすことはできません。

小さい子どもがいるご家庭ではやはり農薬の心配がある野菜を避けたいという方も多いですよね。

安心できる野菜としては、有機(オーガニック)野菜を選ぶことです。

近くで有機野菜を手に入ることが難しい場合、初めての方は通販で頼める有機野菜のお試しセットもありますよ。

通販で購入する際に注意なのが、食材宅配で扱う野菜といっても蓋を開けると低農薬の野菜を中心に扱っていることも多いので初めて有機野菜を食べるなら、野菜は100%オーガニックのみ扱うビオ・マルシェがおすすめです!

ビオマルシェの評判をざっくり言うと
  • ビオマルシェとは食材宅配サービスのこと
  • 届く野菜はすべて有機(オーガニック)野菜で安心!
  • スーパーより値段が割高で会員になる必要がある
  • 会員になる前に気軽に頼めるお試しセットがおすすめ!

お得に1回だけお試しできる!すべて有機JASの有機野菜8~9品 /
ビオマルシェの多彩セット

ビオ・マルシェ公式サイトへ

初回限定価格で1,500円で♪(税・送料込)

健康的だと思っていた野菜ジュース、与えないで

ジュースを飲む子供
普通のジュースよりは健康的だと思い野菜ジュースを選ぶ方も多いですが、野菜ジュースから残留農薬が検出されるのをご存じですか?

日本で販売されている茶葉とペットボトルの緑茶の残留農薬を調査したチームの一人、北海道大学の池中吉徳准教授は『野菜ジュースからも100%(ネオニコチノイド系農薬)が出ます』と回答しています。

引用元:本当は危ない国産食品「食」が「病」を引き起こす / 奥野修司

ネオニコチノイドとは殺虫剤として使用される農薬で、昆虫に対して神経毒性を発揮すると謳われていましたが、近年ヒトの健康に影響する研究結果が報告されています。

身体の小さい子どもへの影響に少しでも不安があるなら、神経や脳の発達に影響があると指摘されているネオニコチノイド系農薬が残留する市販の野菜ジュースを知らずに選ぶことは注意が必要です。

野菜ジュースを子どもに与えるうえでの注意おすすめの野菜ジュースは「子どもが飲んではいけない野菜ジュース買ってませんか?健康的に絶対おすすめしない理由」で紹介しています。

子どもに野菜ジュースを選ぶなら

子どもに安心して与えられる野菜ジュースの選び方
有機JAS認定を受けた野菜や果物を原材料に使っているもの
人工甘味料などの添加物がないもの

を選ぶと残留農薬や添加物の心配のないのでおすすめですよ。

市販品より少し割高ではありますが、与えるうえでの安心感も変わってきます。

「そのバナナ子どもに危険?」安いバナナには裏がある

新鮮なバナナ2020年の総務省による家計調査によると、日本人が年間で最も購入している果物はバナナです。

栄養満点でおやつにもなる頼もしいバナナですが、スーパーには買ってはいけないバナナがあります。

安いバナナには裏があります。

日本で出回っているバナナの半数半数以上はフィリピン産。
バナナは輸入品が多くなりますが、輸入する過程で害虫が発生しないよう、強い毒性のある農薬が使用されています。

輸入時のコンテナ内で害虫が発生している場合は、そのまま市場へ卸すことは許されないため、虫による被害を減らすためにバナナには様々な農薬が使用されるのです。

使用される農薬はこのようなものがあります。

ポストハーベスト(収穫後農薬)
収穫前に農薬をかけることにより収穫効率を上げるため海外で行われる農薬処理のこと。

ポストハーベスト農薬は作物に直接ふりかけるため濃度が高くなること、また皮にだけでなく可食部まで浸透する危険性があげられます。

燻蒸(くんじょう)処理
検疫で輸入した作物に害虫が発見された場合、ガス化させた農薬を密閉倉庫内に満たして殺虫する処理のこと。

農薬をふりかけてコンテナにつみこみ、さらに害虫が見つかった場合は再度農薬を使用する・・

輸入バナナが農薬まみれであると考えると、子どもに食べさせるバナナは安心できるものを選びたいですよね。

買ってはいけないバナナの特徴安心なバナナの選び方は、「子どもに買ってはいけないバナナに注意!農薬の心配がない輸入バナナの選び方」を参考にしてくださいね。

知らないから買わないのは損!有機(オーガニック)野菜って何?

野菜いっぱいの段ボール
日本の残留農薬基準が高いことで、普段食べる野菜や果物を安心できる場所で購入したいという方もいます。

スーパーやコンビニなどで買える野菜(慣行栽培)は欧米諸国よりも高い残留農薬の危険性がある以上、自己防衛のためには有機野菜(オーガニック)を選ぶことが必要です。

有機栽培やオーガニックというと、「体にいい」という漠然としたイメージがあるかもしれませんが、日本で「有機にんじん」、「有機なす」など商品説明としてパッケージに有機(オーガニック)と記載するためには、農薬を使用せずに栽培するための厳しい基準があり、それが結果として値段にも反映されています。

環境に配慮しながら農薬の影響の少ない作物を作るために、生産者さんにとって手間暇がかかる現実を理解できれば、自分が選んだ野菜や果物に納得感が持てるはずです。

これから食材を選ぶうえで、「有機」、「オーガニック」、「無農薬」と記載されている野菜を選ぶ場合、自分が求める安心レベルに応じて、どの野菜を選べばいいか知りたい方は「有機、オーガニック、無農薬の栽培方法の違いを知って野菜を選ぼう」をご覧ください。

【まとめ】日本が農薬大国と言われるには理由がある

日本は農薬使用量世界第2位で残留農薬の基準値が高く、EUと比較すると身近な食材の残留基準値もケタ違いに高いです。

さらに、2015年に食品衛生法施行規則の改正がされ(改正というより改悪に近い)、ミツバチの大量死の原因やヒトへの影響も指摘されるネオニコチノイド系農薬の残留基準値が日本では驚くほどゆるめられているのです。

日本のネオニコチノイド系農薬(クロチアニジン)残留基準値(ppm)

野菜 改正前 改正後
ホウレンソウ 3ppm     → 40ppm(13倍)
シュンギク 0.2ppm    → 10ppm(50倍)
ミツバ 0.02ppm    → 20ppm(1000倍)
カブの葉 0.02ppm    → 40ppm(2000倍)

出典:『食品衛生法施行規則及び食品、添加物等の規格基準
厚労省のPDFへリンクします

ちなみにこのネオニコチノイド系農薬は、EU各国では全面使用禁止、または一部制限された使用のみ。アメリカ、カナダ、ブラジル、韓国、台湾、フィジーでも禁止または規制が強化されていますが、世界と逆行し日本は農薬の使用規制を緩和しています。

日本の気候上、農薬使用量が増えるのは仕方がないという考え方もありますが、輸出用作物栽培のための農薬低減マニュアルがある以上、農薬使用量を減らせる余地はあるということ。

国内産より安全性の高い野菜が海外へ輸出されるのは違和感がありますよね。

有機野菜が置いてある一部スーパーもありますが、国内の農産物総生産量のうち野菜や大豆の有機栽培は0.3~0.5%、米や麦は0.1%に過ぎない状況なので、有機野菜を身近で簡単に手に入れるのは難しいのがネックですが・・・

色んな種類の野菜を安く食べられる「有機野菜のお試しセット」の通販を利用することで、簡単に手に入れられますよ。

有機野菜を初めて食べるなら、野菜は100%オーガニックのみ扱うビオマルシェがおすすめです!(すべて有機野菜なので、減農薬野菜が混ざっていることもないので安心。)

ビオマルシェの評判をざっくり言うと
  • ビオマルシェとは食材宅配サービスのこと
  • 届く野菜は100% 有機(オーガニック)野菜で安心!
  • スーパーより値段が割高で会員になる必要がある
  • 会員になる前に気軽に頼めるお試しセットがおすすめ!

お得に1回だけお試し!焼くだけで美味しく家族もよろこぶ /
小松菜の炒め物レンコンと椎茸の炊き込みご飯

ビオ・マルシェ公式サイトへ

初回限定価格1,500円で♪(税・送料込)

 

10年後その先の健康を害するリスクがある以上、今や農薬の心配のない野菜を選ぶことは、日本で生きていくうえで大切なことになってきています。

体づくりは毎日の食事からなので、ご家庭に合った有機(オーガニック)野菜を食べるサイクルを作ることからおすすめします。

有機野菜を宅配してくれる「食材宅配サービス」も紹介していますので、気になる方は以下の記事もチェックしてみてくださいね。

どの情報が知りたい?

有機野菜ならビオ・マルシェのお試しセット
【箱パンパンの有機野菜が1500円】ビオ・マルシェの野菜お試しセットの口コミ
安全性の高いお肉と野菜を一緒に秋川牧園
こだわり食材やミールキットも試したいなららでぃっしゅぼーや