スーパーのお惣菜やコンビニ弁当、「安くて便利」の裏側があるのは薄々気づいてはいるものの、何から避ければいいか分からないという方も多いですよね。
よく購入しがちなコンビニ食やスーパーの総菜、冷凍食品などにどんな食品添加物が入っているのか、また将来の健康にどのようなリスクがあるかのかを知ると、コンビニ食に対して抵抗が生まれるかもしれません。
この記事では、避けたほうがいい添加物の早見表や添加物の危険性、対策を紹介しています。
忙しい方でも添加物を避けながら、時短もできる方法もご紹介しているのでぜひ最後までご覧くださいね。
スーパーで手軽に食べれる食材やコンビニ食など手軽に食べられる食品の添加物について知りたいあなたにとっては、自分や家族の食生活を見直すチャンスが今!なのかもしれません。
早見表を先に見たい方はこちらからご覧いただけます。
そもそも食品添加物のルールは?
食品添加物や農薬など、食品に使用される化学物質についてはADI(一日摂取許容量)が定められており、規定量を上回る使用は認められていません。
食品添加物は厚生労働省が指定・認可したものであること、また健康に影響がない規定量のみが使用されていることに対する信頼が大きい場合、添加物をあまり気にしないという意見が多くあるように思います。
ですが、幾度となく添加物は体にとってリスクがあると研究結果や論文等で世の中のニュースになるのも事実。
「食品添加物は国が認めたもの」というお墨付き以外で、安全性についてもう少しみていきましょう。
食品添加物は食べても安全性は?
食品添加物は動物実験で健康への影響がないと確かめた量(無毒性量)の1/100を、人が食べてもいい1日摂取許容量に設定されています。
つまり1日摂取基準量を万が一超えて食べてしまったとしても、もっと高いところに安全基準があるので安心であるという考え方です。
では、個別の添加物はどうでしょうか。
日本の添加物は1400種類以上が使用可能で、食品衛生法第12条に基づいて、厚生労働大臣の指定を受けた指定添加物だけを使用することができます。
そのほかで添加物として使用できるのは、既存添加物、天然香料、一般飲食物添加物のみです。
日本の食品添加物一覧
・指定添加物(472品目)・・厚生労働大臣が認可
・既存添加物(357品目)・・長年の食経験で健康被害がないとして使用許可
・天然香料(624品目)・・食品に香りを付ける目的で使用許可
・一般飲食添加物・・食品として飲食に使われるものを添加物として使用
この添加物の中で1日許容量を超えて食べる日が多くある場合、健康へのリスクを理解して食べる必要がある添加物があります。
まずはこれだけは避けたい!というものを早見表にしました。
特に小さな子どもがいる方は以下の添加物から避けるようにすることをおすすめします。
これだけは避けたい!食品添加物早見表
リスク度 | 使用目的 | 懸念 | よく使われる食材 | 参照 | |
1 | 亜硝酸ナトリウム | 発色剤 | IARCは亜硝酸ナトリウムと反応して、胃の中で生成されるニトロソアミンが「ヒトに対しておそらく発がん性あり(グループ 2A)」と評価 | ハム、ソーセージ、ベーコン、コーンビーフ、魚卵(いくら、明太子)など | 平成27年11月6日公開:IARCの発表の概要 |
2 | アスパルテーム | 甘味料 | IARCはアスパルテームをヒトに対して発がん性がある可能性がある(グループ2B)と評価 | 清涼飲料水、ガム、アイスクリーム、ゼリー、ヨーグルト、お菓子など | 2023年7月13日公開:食品安全委員会のアスパルテームQ&A |
3 | カラメル色素Ⅲ/Ⅳ | 着色料 | IARCはカラメル色素ⅢおよびⅣの製造時に発生する「メチルイミダゾール」という物質をヒトに対して発がん性がある可能性がある(グループ2B)と評価 | カップ麺、コーラ、アイスクリーム、うなぎの蒲焼、カレールー・シチュールー、缶コーヒー、スパゲティなどソース類、佃煮、すき焼きなどたれ類 | 2019年度第2回化学物質のリスク評価に係る企画検討会資料13page: 2-Methylimidazole 2B |
4 | 赤色102号、黄色4号等 | 着色料 | イギリス:「子供の活動や注意力に悪影響を与える可能性がある」と警告ラベルを商品に貼ることが義務付けられている アメリカ:発がん性の疑いがあるためFDAにより赤色2号の使用禁止 |
駄菓子、焼き菓子等お菓子全般、佃煮、福神漬けたくわんなどの漬物類、練り物など | 英国政府機関/ Food labelling and packaging 米国政府会計調査院/Food and Drug Administration’s Regulation |
5 | その他人工甘味料(スクラロース、アセスルファム等) | 甘味料 | WHOは減量のために人工甘味料の使用を推奨しない新ガイドラインを発表。 またパリ大学のデブラス氏らが人工甘味料摂取量とがん発生の関連を調査→人工甘味料の摂取は発がんリスク増加が著しいという研究結果を報告。 |
清涼飲料水、ガム、アイスクリーム、ゼリー、ヨーグルト、お菓子、シリアルなど | 2023年5月15日公開:WHOの人工甘味料の使用勧告 |
番外 | 果糖ぶどう糖液糖 | 甘味料 | ハーバード大学医学部Joslin糖尿病センターの研究によると、高濃度の果糖(フルクトース)は代謝異常の原因、2型糖尿病や脂肪肝疾患のリスクが高まると発表 | ジュースやお菓子、めんつゆなどの調味料全般、レトルト食品、総菜など | 2017年12月20日公開:Joslin糖尿病センター / Different Sugars, Different Risks |
このランキングは国際機関からの声明(かつ発がん性リスクが高い順)、特定の国の使用規制、大学等の調査による研究結果を順にリスク物質としてまとめています。(随時追記予定)
グループ1: ヒトに対して発がん性がある。
グループ2A: ヒトに対しておそらく発がん性がある。
グループ2B: ヒトに対して発がん性がある可能性がある。
グループ3: ヒトに対する発がん性について分類できない。
※グループ分類はそれぞれ人に対する発がん性があるかどうかの「証拠の強さ」を示すものです
今すぐ病気になるものではないとしながらも、発がん性を指摘されている添加物は動物実験で定期的に摂取し発がん性を認められた結果です。
複合摂取の海外文献調査(内閣府食品安全調査 /食品添加物の複合影響に関する情報収集調査 )では、安全性確認済みの添加物なので複数摂取しても実際に健康に影響があるとするのは現実的ではなく、理論的な可能性にとどまると結論づけていますが、
食品添加物の複合摂取が未知の領域なら、少しでも不安のあるものは選ばない方法を模索したいと考える人もいます。
将来の健康への可能性が否定できない添加物を避けたい方は、食べる頻度を減らしたり、上記の添加物不使用の食材を選ぶのをおすすめします。
上記でまとめた添加物の危険性について詳しく知りたい方は以下の詳細もご覧ください。
1位:亜硝酸ナトリウム(発色剤)
亜硝酸ナトリウムはハムやウインナーソーセージなどの加工肉や魚卵などの製造過程で、食中毒の予防、黒ずみなどを抑え色をよくするため(発色剤)、特有の風味づけするために使用される食品添加物です。
亜硝酸ナトリウムを使用するメリットデメリット
メリット: 亜硝酸ナトリウムで製造効率が上がり安価に購入できる
デメリット:胃の中で生成される物質(ニトロソアミン)の発がん性が指摘されている
肉に多く含まれるアミンという物質はハムなどに添加された亜硝酸ナトリウムと反応して、ニトロソアミン類という物質に変化します。
発がん性を指摘されているグループ2Aとは、上から2番目の警告レベルです。
今すぐ健康に影響はないとされていても、食生活は積み重ねなので普段はできるだけ避ける工夫をしたほうがいいといえます。
亜硝酸ナトリウムについて詳しく知りたい方は「まさかハム毎日食べてない?」加工肉が体に悪い理由とは?をご覧ください。
子どものほうが摂取許容量を超えやすい理由も解説しています。
2位:アスパルテーム(甘味料)
アスパルテームは世界で最も人気のある甘味料と言われ、ダイエットコカコーラやカルピスソーダなどの清涼飲料水やガム、ヨーグルト、シリアルなど様々な飲料や食品に使われる人工甘味料です。
アスパルテームを使用するメリットデメリット
メリット: 砂糖の200倍の甘みがあり、使用量を減らせるためカロリーを抑えられる
デメリット:発がん性が指摘されている
アスパルテームの安全性については、一日許容摂取量(ADI)である『40mg/体重kg』を守れば問題ないとしながらも、
アスパルテームはカロリーオフ食品のほか、様々なお菓子や調味料、清涼飲料水などに入っているので、知らないうちに毎日少しずつ摂取している可能性が高いので注意が必要。
また子どもの正常な味覚形成にも影響があるので、アスパルテームをはじめとする人工甘味料を小さな時期から与えるのは避けたほうがいいでしょう。
3位:カラメル色素(着色料)ⅢとⅣ
日本カラメル工業会によると、カラメル色素は日本の着色料市場の80%以上を占め、日本の年間需要量は17000トン、これは電車約500両分の重さに相当します。
コーラなどの清涼飲料水、調味料、漬物、お菓子、加工食品など幅広い食品に使用されるカラメル色素は、子どもから大人まで誰もが口にすることが多い身近な着色料といえます。
カラメル色素には4種類あり安全性が指摘されているのは、『カラメルⅢ』、『カラメルⅣ』です。
・カラメルⅠ 糖類を加熱(家で作るのと同じカラメル)
・カラメルⅡ 糖類に亜硫酸を加えて加熱
・カラメルⅢ 糖類にアンモニウム化合物を加えて加熱
・カラメルⅣ 糖類に亜硫酸とアンモニウム化合物を加えて加熱
砂糖を焦がして作るカラメルという言葉のイメージから、カラメル色素は危険な印象を持たない人のほうが多いのかもしれませんが、
カラメル色素Ⅲ、Ⅳの製造で、砂糖にアンモニウム化合物を加え生成される「4‐MEI(4-メチルイミダゾール)」という副産物の発がん性が指摘されています。
アメリカの国際毒性プログラム(NTP)はこの4-メチルイミダゾールの毒性試験を実施し、マウスで肺腫瘍発病率が上昇する結果を発表し、2007年に発がん物質として指定されました。
アメリカの食品医薬品庁(FDA)はこの動物実験で使用した4-メチルイミダゾールの濃度は、コーラなどの摂取でヒトが摂取すると考えられるカラメル色素の量を超えるものであると報告していますが、
安全性について社会問題になり、厳しい基準を定めるカリフォルニア州で4-メチルイミダゾールの含有量を減らしたコーラが発売されています。(日本で市販されるコーラはカリフォルニア州の基準を超えていると考えられます。)
また、カラメル色素をはじめとする着色料はアレルギーの原因にもなっており、注意が必要です。
有名人の方ではトラウデン直美さん方も着色料に気をつけているようで、過去にアナフィラキシーの症状がでたことを明かし、注意喚起をされていました。
危険性のあるカラメルは避けたいという消費者のために、亜硫酸化合物を加えず糖類を加熱して作る「カラメルⅠ」のみ使用した食品を扱う食材宅配サービスなどもあります。
知らず知らずのうちに口にしていることがないよう、子ども用の駄菓子(意外と多く見かけます)や普段使いの調味料など身近な食品表示を確認してみましょう。
4位:赤色40号、102号、黄色4号、5号等(着色料)
着色料はお菓子全般、漬物類、練り物、加工肉など加工食品全般は、鮮やかな見た目にする食品添加物です。
健康への悪影響が指摘されている物質もあるため、日本で使用されている着色料が実は海外では条件つきでの使用のみや規制がされているものもあります。
以下は日本で指定添加物リストに入る使用可能な食品添加物ですが、世界では規制対象または使用禁止になっています。(日本の指定添加物:赤色40号、102号・黄色4号、5号)
日本の指定添加物が他国で規制されている例:
イギリス:赤色40号、102号、黄色4号、5号を始めとする特定の着色料を使用する場合は「子供の活動や注意力に悪影響を与える可能性がある」と警告ラベルを商品に貼ることが義務付けられている。(イギリス政府機関公式サイト / Food labelling and packaging)
スウェーデン、スイス、ノルウェー、オーストリアなど:黄色4号はアレルギー、アナフィラキシー症状の可能性がある懸念から使用を中止。(MACSEN LABS/Tartrazine (FD&C Yellow 5)
ノルウェー、オーストリア:黄色5号の使用禁止。(healthline /What You Need to Know About Yellow No. 5 )
アメリカ:発がん性の疑いがあるためFDAにより赤色2号の使用禁止
(米国会計検査院/Food and Drug Administration’s Regulation of Food Additives)
※アクセス制限があり政府機関サイト閲覧不可だったものはニュースメディア等の記事より
サウサンプトン大学による研究によると、黄色5号使用のフルーツジュースと子供の多動行動との関係性が明らかになっています。
大人よりも化学物質の影響を受けやすい子どもには注意したいところです。
特定の着色料を避けるというのが難しい場合は、普段食べるお菓子などの原材料名に「色+番号(例:青1)」、「○色○号」と表記された食品を選ばないようにしましょう。
5位:スクラロース、アセスルファムK(甘味料)
WHOは2023年5月に発表した非糖質甘味料に関するガイドラインによると、スクラロース、アセスルファムKなどの甘味料はカロリーは減らせてもダイエットにはならず、体重管理や糖尿病などの非感染性疾患のリスク軽減を目的とした甘味料の使用は推奨しないと宣言しています。
さらに、人工甘味料の長期使用により、2型糖尿病、心血管疾患の原因、さらに成人の死亡率の増加リスクなど、健康への影響が潜在的にあることを示唆しています。
WHOの栄養・食品安全担当ディレクターのブランカ氏のコメント
また、パリ大学のシャーロット・デブラス氏らによる、人工甘味料の摂取量とがん発生の関連を検討するコホート研究では、人工甘味料の長期摂取のリスクについて言及されています。
人工甘味料無摂取者と比較して中央値以上の人工甘味料摂取者は、全体的に発癌リスクが高く(HR: 1.13)、特にアスパルテーム(1.15)、アセスルファムK(1.13)で発癌リスク増加が著しかった。癌種では、乳癌( [アスパルテーム] 1.22)・肥満関連癌( [全人工甘味料]1.13・[アスパルテーム] 1.15)において関連が強かった。
メディカルオンライン / 人工甘味料の発癌リスクは:フランス発最大のコホート研究
人工甘味料の発がんリスクを研究した調査の中でも、世界最大規模の臨床試験(成人約10万人の24時間の食事記録に基づいた約7.8年の追跡調査期間)のため、長期摂取のリスクが人によって証明された結果ともいえます。
番外編:果糖ぶどう糖液糖(甘味料)
果糖ぶどう糖液糖は添加物と記載のあるネット記事もありますが、厚生労働省の『食品添加物公定書(厚労省PDF)』には記載がなく、添加物として指定されていません。
果糖とぶどう糖を混ぜて作られる果糖ぶどう糖液糖は添加物認定されておらず、砂糖よりも安価に作れるため、身近な食品に必ずといってもいいほど使われています。
果糖ぶどう糖液糖が入っている食品例:
・調味料(鍋や焼肉などで使うタレ、みりん風調味料、だしつゆ、カレーやシチューのルー等)
・お菓子(アイスクリーム、お菓子・菓子パン)
・飲み物(スポーツドリンク、清涼飲料、ヤクルトやカルピスなどの乳飲料、コーラなどの炭酸飲料)
添加物ではない果糖ぶどう糖液糖を避けたほうがいい理由は2つあります。
1. 遺伝子組み換え原料が使われている
日本は輸入量の約9割がアメリカ産トウモロコシです。(アメリカの全トウモロコシ生産のうち88%が遺伝子組み換え品種)この遺伝子組み換えトウモロコシは家畜の飼料のほか、液糖、水あめ、食用油に加工されていて、果糖ぶどう糖液糖にも使用されているのです。
2.生活習慣病リスクが高まる
ハーバード大学医学部Joslin糖尿病センターの研究によると、高濃度の果糖(フルクトース)は代謝異常の原因、2型糖尿病や脂肪肝疾患のリスクが高まると発表。
さらに、果糖ぶどう糖液糖は砂糖よりも血糖値が急上昇するので満腹感が得られにくく摂りすぎてしまう可能性があり、子供の摂取についても問題視しています。
遺伝子組み換え食品は国が安全であるとし輸入の認可がされていますが、人が一生涯かけて食べた場合その安全性については、国や研究機関などが長期間の検証、情報発信をする必要があると考える消費者もいます。
子どもに与える際は果糖ぶどう糖液糖の製造原料を理解したうえで、また避けたい方は注意が必要です。
【対策】スーパーの食材やコンビニ食の添加物が気になるあなたへ
添加物を避けるためにアクションを起こしたいけれど、日々の忙しさに追われなかなかできないこともあります。
そんな方は、以下のなかからできる方法でまずはやってみることが大切です。
添加物を摂らない食事を1食でも作れると自信がつき、1日添加物フリーでいられる日が作れるようになり家族の食生活と体調が変わるはず。
身体に良いものを選んで食べる習慣ができると、自分へのご褒美ランチや家族での外食がより楽しめるようになりますよ。
食品添加物の少ないものを選ぶようにする
これは当たり前かもしれませんが、一番難しいことかもしれません。
スーパーにあるお菓子や加工食品にはほとんど食品添加物が含まれていますし、海外のようにオーガニック食材(BIO)が普通のスーパーにも置いてあることが少ないからです。
加工品や調味料の添加物を減らしたいという方は、買い物先を変えるのも一つの方法です。
例えば、子育て世代の加入も多い食材宅配サービスは、食品添加物不使用または極力使用しないものが多く、お弁当のおかずや加工品などが手に入ります。
『農薬不使用の野菜を食べてみたい』
野菜は100%有機JAS取得のオーガニック野菜が食べられる「ビオ・マルシェ」
『お弁当や夕食に使える無添加食品が欲しい』
添加物完全不使用の冷凍食品なら「秋川牧園」
『安全性が高い食材をまんべんなく買いたい』
野菜は有機&低農薬、加工品やミールキットも買える「らでぃっしゅぼーや」
無添加食品を自宅まで届けてくれる便利さは、一度体験してみると忙しい今のライフスタイルに合うという方が多いはず。
食材宅配が初めての方は、農薬不使用野菜やこだわりの食材が入った初回のみ頼めるお試しセットを試食してみるのがおすすめです!
100%有機野菜なのはビオマルシェだけ!
自炊や作り置きをする
加工品からの添加物を減らすには、自炊が一番の解決策です。
平日が仕事でなかなか食事の支度をする時間がない方は、土曜日の午前中だけ作り置きをすることで、平日の夜にも子どもが喜ぶ手料理を並べることができます。
作り置きはハードルがあるかもしれませんが、試してみるとまとめて作るほうが時短になり忙しい方にとってもメリットがありますよ。
作り置きでも美味しいご飯と言われても悩みますが、手早く作りたい方は時短料理研究家の方のレシピは参考になるのでおすすめ!気になる方はチェックしてみてくださいね。
→時短料理研究家・タイパ料理家の若菜まりえさんの料理ブログ
無添加おかずをストックしておく
スーパーのお惣菜は夕食の心強い味方ですが、気になるのが保存料をはじめとする添加物。
保存料目的に使用されているpH調整剤(特定の物質ではなく一括表示名のため実際は複数の物質が混合されている)は、FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会によって安全性が確認されているということで、使用上限値が定められていません。
つまり、お惣菜の味が変わらないレベルまで添加することができてしまうんです。
使用の上限値がない保存料がどれだけ入っているかわからないお惣菜を子どもに食べさせるのに抵抗がある方も多いはず。そんな時は無添加のおかずを冷凍ストックしておくのがおすすめです。
遅く帰ってきてからすぐチンするだけで、無添加のおかずが食卓に並べることができますよ。
秋川牧園を利用するためには直宅会員として500円の年会費が必要ですが、おトクに正規品を食べられる「お試しセット」を頼んでから検討するのも手です。
\ 食の安全性が高く添加物不使用のおかずも豊富♪ /
お肉と冷凍食品のセットが3,000円!(税・送込)
頼むならボリューム満点の「はじめての農園セット」もオトク!
無添加弁当をストックしておく
毎日の食事作りの大変さ、私も日々身に染みています。
もう今日は何もできない…という日がありますよね。そんな時でも、罪悪感なく家族に安心して食べさせられるものを食事に出したいという願いが叶うのが『冷凍の無添加弁当』です!
ママの休食は添加物を使用せずに作られた冷凍弁当で、容器ごとチンするだけで1食が完成します。
食事の支度時間がゼロの日は自分時間確保はもちろん、子どもといつもより遊んだり、夫婦の時間を作ったりできるので、心の豊かさをチャージすることができますよ。
\ 1食約990円、家族で外食するよりおトク♪ /
家族用ならたんぱく質豊富な「育児ママ向け」がおすすめ!
食品添加物について学ぶ
食品添加物について学びを深めることで、ついつい買ってしまいがちな加工食品から毅然と距離を置けるようになるかもしれません。
忙しい現代社会において食品添加物を完全に避けるのは時間的にも経済的にも難しいといえますが、無知のまま添加物入りの食品を食べ続け、将来の健康に影響があってからでは遅いですよね。
正しい食品添加物に関する知識を身に着けることで、普段の生活で自己防衛することができます。本記事における参考文献は以下となります。
参考文献:
食品の裏側/著:安部司
食品添加物はなぜ嫌われるのか/著:畝山 智香子
ワースト添加物 これだけは避けたい人気食品の見分け方/著:中戸川貢
知ってびっくり 子どもの脳に有害な化学物質のお話/著:水野 玲子
「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物/著:渡辺雄二
ハーバード大学で研究した医師の警告/著:大西睦子
まとめ【これだけは子どもに避けたい食品添加物!】
ちなみに、厚生労働省の公式サイトでは「食品添加物は食べても安全なのですか?」という問いに対して、回答の冒頭でYesかNoをはっきり回答されていません。(結論が先にない回答にモヤっとするのは私だけでしょうか…)
食品添加物において日本が実施している安全性の確認方法を公開していますが、安全かどうかについて具体的に断言しているものではないように見受けられます。(よくある質問(消費者向け)から確認できます)
つまり、安全かどうか判断するのは私たちであるという認識を持つことが自己防衛につながるということです。
国が定めた安全基準を下回っていれば健康に影響がないといわれていますが、あくまで動物実験をベースに基準を食品添加物の許容量を設定されているにすぎないのも事実。
添加物の安全性に不安があるあなたは、自分や家族の身体にとって安心かどうか判断基準を改めるチャンス。本記事ができることから始めるキッカケになると嬉しいです。
添加物が気になる方、日本で市販される野菜や果物の農薬使用について不安はありませんか?
実は農薬使用量が世界トップクラスの農薬大国である日本。スーパーの野菜が安心できるものか知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
【子供には避けたい添加物】人工甘味料の危険度ランキングと入っている食品一覧【ヨーグルト・プロテイン・ミンティアetc】
【子供には避けたい添加物】保存料が危険視されている理由と入っている食品