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【カット野菜は体に悪い】水道水より2000倍も濃い塩素消毒がされている危険性

半額のカット野菜

忙しい時にあると助かるのが・・カット野菜!

サラダや炒め物に使えてサッと1品作れるので、重宝しますよね。

しかし、カット野菜を使いながらもこんなギモンを持っている方も多いのではないでしょうか。

健康のためにランチ時は野菜サラダをコンビニで買っているけど、もしかしてカット野菜はは身体に悪いの?!
仕事で帰りが遅いとカット野菜を買ってしまうけど、危険な添加物は入っているのかな・・・?

この記事では、カット野菜を食べる上で知っておきたいリスクや安全性について紹介していきます。

この記事でわかること

  • カット野菜の製造方法
  • カット野菜のメリットデメリット
  • 次亜塩素酸ナトリウム不使用のカット野菜

結論から言うとカット野菜には、ハイターなどの漂白剤にも使われる『次亜塩素酸ナトリウム』が使用されていることが、危険だと言われる理由です。

カット野菜は栄養価が落ちるデメリットや次亜塩素酸ナトリウムで洗われた野菜の安全性を気にする方もいます。

水道水に残留する塩素濃度は約1万倍に希釈されたものに対し、
カット野菜が洗われる際は200~2000倍という濃い濃度で洗われています。

※厚生労働省 「水道法第4条及び第22条等の関係について」

次亜塩素酸ナトリウムは国で認められている食品添加物だという理由から安全という意見もありますが、子どもに食べさせるかどうかは親の責任だからこそ、この記事では便利なカット野菜の裏側も紹介していきます。

参考文献

  • 茨城県工業技術センター研究報告 / 橋本 俊郎
  • 食品の裏側 / 安部 司
  • 宮城県保健環境センター年報
    食品に由来する腸内細菌科細菌の薬剤耐性化に関する研究 / 佐藤 千鶴子氏他

カット野菜の製造工程を知ると、消毒された野菜を選びたくないと思うかもしれません。

塩素と次亜塩素酸ナトリウムは違うものですが、水道水よりもはるかに濃い濃度で消毒されている野菜が安全なのか、カット野菜が危険かどうか判断したい方だけ、この先の閲覧をおすすめします

本当に危険なの?カット野菜が危険だと言われる理由

カット野菜はパック詰めする前の洗浄工程や外国産野菜の使用など、様々な危険性があげられます。

次亜塩素ナトリウムで消毒されている

消毒に使うハイター
雑菌の繁殖を防ぐために、カット野菜は『次亜塩素酸ナトリウム』を食品添加物として使用し、洗浄されています。

次亜塩素酸ナトリウムは水道水の殺菌にも使わているので安全という人もいますが、カット野菜が洗われる濃度のほうがはるかに高いので安全性に不安を感じるのも事実です。

カット野菜は塩素くささを残さないために、「200倍」~「500倍」~「2000倍」などと濃度を少しずつ低くして何度か洗浄されます。

一方水道水ですが、東京都水道局の場合、おいしさに影響のない残留塩素濃度を0.1mg/L以上0.4mg/L以下としています。

給水栓における水が、遊離残留塩素を0.1mg/l(結合残留塩素の場合は、0.4mg/l)以上保持するように塩素消毒をすること。

※厚生労働省 「水道法第4条及び第22条等の関係について」

つまり、家庭で使う水道水は塩素が約100万倍に希釈されているということなので、カット野菜は水道水より2000倍以上も濃い濃度で洗われる可能性があるということです。

さらにこの次亜塩素酸ナトリウムは加工助剤※としての扱いのため、商品パッケージの成分表示義務がありません。

※加工助剤とは・・
食品の加工時に食品添加物として使用しても、完成する前に成分が食品から除去されるものや、食品に影響を与えるような過度な量ではないもの

次亜塩素酸ナトリウムを使用する事業者は大量調理施設衛生管理マニュアルとして「食品、添加物等の規格基準」の順守が義務付けられているし、国が認めた食品添加物のため安心だという意見もありますが、何を安心にしたいかは人それぞれです。

次亜塩素酸ナトリウムの殺菌消毒によってサラダに繁殖する雑菌、食中毒を抑えられるという安心感はあるかもしれませんが、気になる野菜の栄養、水道水よりもはるかに濃い濃度で殺菌された野菜を食べ続けるリスクについては考えられていません。

食品の裏側の著者である安部司氏は、次亜塩素酸ナトリウムが水の中の塩素と反応して、野菜のビタミンが壊れると警告しています。

殺菌後は酸素に分解される薬品に頼らない殺菌方法としてオゾンが注目されていますが、カット野菜の殺菌方法としてまだ盛んに利用はされていないのが現状のようです。

コンビニのカット野菜は一度は口にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

セブンイレブンのレタスサラダの洗浄工程は、「微酸性電解水」で殺菌していると記載されていますが、これも次亜塩素酸を主成分とする水溶液で洗われています。

セブンイレブン| レタスサラダの洗浄工程
セブンイレブンのレタス洗浄工程

引用元:https://www.sej.co.jp/products/anshin/about_lettuce.html

1.野菜の芯や外の葉をとり、異物がないか1枚1枚チェック

2.野菜を冷水→次亜塩素酸ナトリウムを希釈した水で殺菌→すすぎの順で洗っていく

3.脱水後、商品に加工する

次亜塩素酸ナトリウムをじゃぶじゃぶ使って洗われた野菜・・食品の中に成分が残っていない、または微量であったとしても、子どもに食べさせたいかと言われるとNOと言わざるをえません。

表示義務のない添加物が使用されている

添加物
レタスをシャキシャキで食べるには、レタスを食べる前に洗って水気を切って食べるしか家庭では方法がありませんよね。

切ってから長時間経過するカット野菜は、食感や見た目をよくするために様々な食品添加物が使われることも少なくありません。

何時間も経ったサンドイッチのレタスがシャキシャキなのは不自然ということなんですね。

食品添加物を販売する会社では、カット野菜の褐色防止等を目的に食品添加物として添加する商材が紹介されているのですが、このような添加物がカット野菜に使用されている可能性があります。

カット野菜やサラダ商品のパッケージに記載されない食品添加物

・シュガーエステル(野菜の洗浄のため)
・次亜塩素酸ナトリウム(殺菌・消毒のため)
・PH調整剤、酸化防止剤(V.C)、酸味料(切り口の変色を防いだり、野菜の食感をよくするため)

PH調整剤に漬け込んだ後、液切りして水洗いされずに包装されるものは、食品に残留している可能性があるため商品パッケージに「PH調整剤」と記載されているかもしれません。

そのため、食べる前に洗うことが表記されている野菜は必ず洗いましょう。

カット野菜として商品になるまでに使用した添加物が洗い流されている場合は、添加物の表示義務がないため、私たちが知る術はありません。

野菜自体の産地が不明

添加物を確認する母
カット野菜の殺菌方法の不安もありますが、野菜自体の産地の表記がないのも気になります。

カット野菜には、産地表記義務がないものがあるのを知っていますか?

産地表記されないカット野菜とは
・50%を占める重量のないミックスカット野菜
(例:キャベツ40%、ニンジン30%、たまねぎ30%の場合は一つの野菜の重量が50%に満たないので表記がされない)

・50%を占める重量未満のミックスカット野菜
(例:キャベツ70%、ニンジン30%の場合、ニンジンの産地表記はされない)

数種類の野菜がミックスされたカット野菜は生鮮食品ではなく加工食品となり、上記のように産地表記がされないことがありますが、千切りキャベツなど単一の野菜をカットしたものは生鮮食品扱いになるので、産地は記載されています。

中国産野菜などは農薬などの心配もあるためなるべく避けたいですが、このような表記が免除される仕組みがあるため、私たちからはどこで生産された野菜が詰められているのかわからない不安があります。

加工食品に分類される複数の野菜をミックスしたカット野菜は、生産地の表示は任意のため、産地表記されないカット野菜であってもパッケージに産地が表記されている場合は、良心的なほうなのかもしれません。

普段は買わないけど今日だけという日は、なるべく産地表記が必須の1種類の野菜のみカットされたカット野菜を選ぶほうがいいでしょう。

耐性菌の心配がある

耐性菌のイメージ
宮城県保健環境センターは、宮城県内に流通する食品 2,293 件を対象として、菌に汚染された食品の汚染率を調べたところ、食品が腸内細菌科細菌(大腸菌、サルモネラなど)に汚染された汚染率が13.0%となることが分かりました。

つまり、次亜塩素酸ナトリウムで殺菌消毒していても菌は繁殖するということです。

腸内細菌科細菌(大腸菌、サルモネラなど)はカットサラダで68.8%(11件/16件),おむすびでも50.0%(3件/6件)と高い検出率が示されています。

本研究から,県内流通食品(規格基準等がないものも含む)の 13.0%(299/2,293 食品)が腸内細菌科細菌に汚染されていることが明らかになった。分離した菌の中には多様な薬剤に対する耐性菌が存在しており,スクリーニング法で 1薬剤以上の耐性を示したものは 88.7%であった。

出典:食品に由来する腸内細菌科細菌の薬剤耐性化に関する研究

そして、腸内細菌科細菌の中には薬剤に対する耐性菌が存在していることも明らかになっています。

薬剤耐性菌とは・・
細菌やウイルスが薬に対する抵抗力をもってしまうことです。これまで抗菌薬を飲めば治っていた感染症が治りにくくなり、病気の治療に影響がでてきます。

現在、薬剤耐性菌によって世界では年間70万人が死亡していて、オニールレポートによるとこのまま何も対策しなければ2050年には1000万人が薬剤耐性菌によって亡くなると指摘される世界的な問題です。

薬剤耐性菌と言われても私たちの身近な食べ物には関係のないようにも思えますが、殺菌・消毒による弊害はスーパーやコンビニで買える食材にも蔓延しているという研究結果がでています。

また、この耐性菌による死亡者数ががん(悪性腫瘍)による数を上回ると推定されていることも気がかりです。

つまり、私たちの子どもがちょうど大人になった頃、薬剤耐性菌が猛威をふるう時代がくるかもしれないという予測が世界でされているということ。不安のある食材は避ける心構えが必要です。

カット野菜で栄養は逃げる・逃げない?


カット野菜はこのような製造工程がありますが、水ですすぎ洗いを何度もするので野菜の水溶性ビタミンやミネラルは流れ出てしまいます。

カット野菜の製造工程
芯などを取り、流水で十分に洗浄する

次亜塩素酸ナトリウム等で殺菌処理をする(濃度の違う溶液で何度か洗う)

十分にすすぎ洗いをする

家庭でも食べる前に野菜を水洗いするから同じであるという意見もありますが、水道水で洗うよりもカット野菜を洗浄する次亜塩素酸ナトリウムの濃度は約5000倍以上濃い可能性があるので、家庭で食べる前に洗った野菜とカット野菜は栄養価の面で別物だと考えるほうが自然です。

食物繊維などは残存しますが、ビタミンCやビタミンB群(B1、B2、B6、B12など)は通常よりも低いもしくはほぼ摂れないと考慮する必要があります。

カット野菜の味に違和感?ハイターのにおいを感じる人も

塩素くさいにおいを感じないよう、カット野菜は濃度を低くして何度か洗う工夫をしていても、カット野菜の袋を開けると野菜からハイターのようなにおいを感じたことがある購入者もいるようです。

塩素臭さを感じた場合、次亜塩素酸ナトリウムで殺菌消毒されたカット野菜だと判別することができます。

カット野菜を使うなら次亜塩素酸ナトリウム不使用のものを!

カット野菜つきのミールキット
とはいえ、手軽なカット野菜は忙しい時の食事作りには救世主であることも確かですよね。

健康に気を付けたい方がカット野菜を選ぶ場合、当サイトおすすめなのが「次亜塩素酸ナトリウム不使用のカット野菜」です。

2023年6月現在、約500万人に利用されている人気の食材宅配サービス、『オイシックス(Oisix)』には、次亜塩素酸ナトリウム不使用のカット野菜が販売されています。

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カット野菜が気になった方、

この機会に普段食べる「野菜」を変えてみませんか?

農薬不使用の野菜を選ぶことで、野菜のおいしさを再発見でき食卓に変化子どもの食育にも♪

世界的な動きに合わせて、日本でも『みどりの食料システム戦略』として、2050年までにオーガニック市場の拡大を目指し、耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を25%(100万ha)に拡大することを目標にしています。(有機農業の取組の拡大 / 農林水産省)

有機野菜を一度味見してみたいという方は、段ボールいっぱいのオーガニック野菜が食べれるお試しセットがあります。

食材宅配サービスのビオ・マルシェでは有機野菜を始めて食べる方向けに「お試しセット」が提供されています。

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まとめ

カット野菜
カット野菜が危険と思われる理由はこのような理由です。

次亜塩素酸ナトリウムで殺菌消毒されている
表示義務のない添加物が使われている
・野菜の産地が不明(中国産が使われている可能性)
耐性菌の心配がある

次亜塩素酸ナトリウムで洗っていても、菌は繁殖するという研究結果もありますし、水溶性のビタミンは洗浄工程で消失するデメリットが懸念されている・・便利なものには裏があるということです。

もちろん、それでも忙しいから食べ続けるという方もいます。

忙しい平日は、「カット野菜」でも野菜ゼロよりは食べたほうがいいかもしれません。

カット野菜を全否定するわけではありませんが、カット野菜の裏側を知っていることがまず何より重要だと思います。

食べ物を選ぶ基準ができることで、未来の自分の健康、家族の健康につながるはずだからです。

忙しい時にどうしても使いたい場合は…次亜塩素酸ナトリウム不使用のカット野菜がおすすめです。

オイシックスのカット野菜は次亜塩素酸ナトリウム不使用です。

カット野菜と調味料が入ったミールキットがあれば、忙しくても美味しくて安心できるご飯が作れますよ。

スーパーやコンビニで買うカット野菜やサラダを不安に思っているのなら、思いきって食生活からカット野菜を減らしてみませんか?

安心できる食生活が選択できるよう、安心できる食材(遺伝子組み換えでない、添加物フリー、農薬の避け方etc)の選び方をまとめていますのでこちらもご覧くださいね。

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